【知識ゼロ】黒ナンバーを取得して、軽貨物ドライバーになる手続き

軽貨物ドライバー

個人事業主として、軽貨物車両を使って、様々な荷物を配達する軽貨物ドライバー。

軽貨物ドライバーになるには、黒ナンバー(黒地に黄色の文字の事業用ナンバープレート)を取得して、配達に使うご自身の軽貨物車両に取り付けなければなりません。

荷物を配達してお金をもらうためには、軽貨物車両に黒ナンバーを取り付けなければならないのです。

なお、軽貨物車両として使用できるのは、ナンバープレートの分類番号(「品川000」の「000」の番号)が、40 ~ 49、400 ~ 499、600 ~ 699の軽自動車です。

ナンバープレートの分類番号が50 ~ 59、500 ~ 599、700 ~ 799の軽自動車を軽貨物車両として使用するには、軽自動車検査協会での構造変更検査等が別途必要になります。

そして、軽貨物ドライバーを本業(主たる事業)として行うには、税務署に開業の届出をしなければなりません。

そこで、この記事では、「黒ナンバーの取得方法」と「税務署への開業の届け出」について解説します。

黒ナンバーの取得方法

黒ナンバーを取得するには、事業を行う本拠地を管轄する「運輸支局」と「軽自動車検査協会」に行かなければなりません。

運輸支局

運輸支局では、軽貨物ドライバーとして事業を行うための届け出をします。

管轄の運輸支局を調べる(国土交通省)

運輸支局での届け出には、下記の①〜⑤が必要です。

①「貨物軽自動車運送事業経営届出書」

「貨物軽自動車運送事業経営届出書」がダウンロードできるページ(国土交通省)

②「事業用自動車等連絡書」

「事業用自動車等連絡書」は、管轄地域の運輸支局ホームページからダウンロードできます。

③「運賃料金表」

「運賃料金表」は、管轄地域の運輸支局ホームページからダウンロードできます。

④「車検証」のコビー

新車の場合は、車台番号が確認できる書面(完成検査証など)。

⑤ 印鑑

実印ではなく、認印で問題ありません。

なお、上記①〜③の書類は、国土交通省の公式サイト等からダウンロードして、運輸支局に行く前に記入することもできますが、わかりづらい記入箇所もあるため、運輸支局に行って、担当の方の説明を受けながら記入したほうが効率が良いと思います(車検証を参考にすると、記入しやすい箇所もあります)。

軽自動車検査協会

軽自動車検査協会(事務所または支所)では、黒ナンバーの取得をします。

3,000円程度の費用がかかります(金額は、地域により異なります)。

また、運輸支局に提出した届出書等の控えと、車検証が必要になります。

軽貨物車両に付いている黄色ナンバー(黄色地に黒色の文字の自家用ナンバープレート)を外して、黒ナンバーを取り付けることなります。

したがって、軽自動車検査協会まで、黒ナンバーにしたいご自身の軽貨物車両で行かなければなりません。

なお、軽自動車検査協会でも提出する書類がありますが、管轄の事務所または支所によって違いがありますので、黒ナンバーの取得費用(正確な金額)と合わせて、事前に確認しておくことをおすすめします。

管轄の事務所・支所を調べる(軽自動車検査協会)

税務署に開業の届出

軽貨物ドライバーを、個人事業主として、本業として行う場合、「個人事業の開業・廃業等届出書」を納税地の所轄税務署(最寄りの税務署)に提出しなければなりません(郵送での提出も可能)。

納税地の所轄税務署を調べる(国税庁)

「個人事業の開業・廃業等届出書」は、国税庁公式サイトからダウンロードして、税務署に行く前に記入することもできますが、わかりづらい記入箇所もあるため、税務署に行って、担当の方の説明を受けながら記入したほうが効率が良いと思います。

「個人事業の開業・廃業等届出書」がダウンロードできるページ(国税庁)

提出期限は、開業の日(事業を開始した日)から1ヶ月以内です。

なお、開業して1ヶ月以上経ってしまったにもかかわらず、まだ提出されていない方は、罰則はありませんので、早急に提出する必要があります。

余談ですが、個人事業主の確定申告には、「白色申告」と「青色申告」の2種類があります。

「白色申告」は帳簿付けが簡単で、簿記の知識がない、初めて確定申告をする方に適しています。

やよいの白色申告オンライン

「青色申告」は帳簿付けが少し複雑ですが、税金を少なくしてもらえるなど、さまざまな税制上の優遇措置が受けられます。(追記:簿記の知識がない方でも簡単に使用できる確定申告ソフトの普及により、帳簿付けが簡単にできるようになりました)。

やよいの青色申告オンライン

なお、「青色申告」をするには、前年の3月15日(その年の1月16日以後、新たに事業を開始した場合には、その事業を開始した日)までに、「所得税の青色申告承認申請書」を納税地の所轄税務署に提出しなければなりません(郵送での提出も可能)。

したがって、期日までに提出していない場合、1年目は「白色申告」になります。

納税地の所轄税務署を調べる(国税庁)

「所得税の青色申告承認申請書」は、国税庁公式サイトからダウンロードして、税務署に行く前に記入することもできますが、わかりづらい記入箇所もあるため、税務署に行って、担当の方の説明を受けながら記入したほうが効率が良いと思います。

「所得税の青色申告承認申請書」がダウンロードできるページ(国税庁)